「山川異域、風月同天」。新型コロナは中国国民の心を揺さぶる一方で、国際社会からのご注目とご感心をも寄せてきている。当社とお付き合いの海外お客様達も奔走して、業務関連実際の困難解決、寄付など含めたさまざまな形で感染拡大への阻止戦に身をおき「長期にわたり互いに見守り助け合い、共にコロナへ闘い」の大義の情けを見せてくれている。
新型コロナウィルス発生後、沖縄県にある当社の取引先は即座にマスクを送り、その後も他の地域のお客様も次から次へと調達したマスクを当社大阪駐在事務所気付で中国国内へ送っていただいた。
感染の拡大に伴い、日本、ドイツ、シンガポール、サウジアラビア、ニュージーランド、フィンランド等のお客様も全力協力頂き、感染防止に努めながら、業務の安定化を図っている。大阪のお客様は従来の現場面接をウェブ面接に変更したり、東京のお客様はオンラインで面接合格者に授業を協力いただいたり、横浜のお客様はTikTokを利用して、現場紹介など含めて、候補者募集に合同推進したりして、さまざまな手段で協力していただいている。
いくら感染が拡大しても、取引先は当社といつもの通り、緊密に連携しながら派遣待機者及び派遣済者の健康状況と活動範囲をリアルにモニタリングしている。そして、感染防止宣伝、衛生管理と健康防護においてもあらゆる措置を講じ、感染症拡大の食い止めに勤めている。
ドイツに居る当社のお客様である張様は我々中国人が新型コロナウイルス感染症と戦う最中の姿をみて、自分も身につまされ、ミュンヘン華人協会等の組織を連合して、「武漢支援準備チーム」を設立し、募金活動を企画・実施し、当社としては積極的に募金情報を配布しながら募金への協力を呼びかけていた。この活動は中国駐ミュンヘン総領事館よりもご支持を頂き、2月18日時点で134215ユーロに値するマスク、防護服、防護メガネ等を集め、13回に分けて、中国の武漢に郵送してきて、武漢市の感染症への闘いに貢献した。
「文化は異なるが愛は国境なき」。お客様よりの慈善ための企て、労りのすべてを我々の心に刻み、感染症に打ち勝つ自信をもたらしてきた。
外部リンク: WIETC